慈雨(柚月裕子)
この本は、終始言葉に凄みがあり、
一方で上品で、知性があって、
小説なのだけども、
一つ一つの台詞に立ち止まってしまい、
なかなか進まないところがある。
表面的には、
退職した警察官夫婦の四国遍路の旅が
舞台だけれど、テーマは、
仕事と人生観それに家族という
大きなものが交差する。
とにかくすごい物語だ。
人生を考えさせられる良書の一つだと思う。
今まで読んだ裕月裕子さんの作品で
一番好きだなあ。
一方で上品で、知性があって、
小説なのだけども、
一つ一つの台詞に立ち止まってしまい、
なかなか進まないところがある。
表面的には、
退職した警察官夫婦の四国遍路の旅が
舞台だけれど、テーマは、
仕事と人生観それに家族という
大きなものが交差する。
とにかくすごい物語だ。
人生を考えさせられる良書の一つだと思う。
今まで読んだ裕月裕子さんの作品で
一番好きだなあ。