教養としての社会保障(香取照幸)

最初は、「当社の専門性」とか
「スタッフのキャリア」を考えて、
その教育プログラムのヒントを
求めて出会った本である。


採用や給与計算などの人事業務に精通する
スタッフ達が身につけるべき専門性は何か?
を考えると、基本はやはり
法令理解とその専門性に基づく
クライアントへのアドバイス
ではないだろうか?という考え方である。


それはとにかく、この本は、
社会保険の内容ではなくて、
国のシステムとしての社会保険を
論じたもので、社員教育には難しいけれど、
若いリーダー教育には最適だと思う。


人事のプロを目指す僕たちは、
日々は法令遵守の元、
正しい手順通りに業務を遂行することが
仕事である一方で、その法令やシステムが、
どういう社会的経緯や要請で出来上がり、
今の時代のパフォーマンスや
問題点を理解して、国の官僚の様に、
その未来を考えることが大事だ。


そういう思考の中で、
会社のマネジメントも意思を持つし、
自らのキャリアもイメージが
湧いてくるものだろう。


まずは、役員レベルでやってみたいと思う。
プロフィール
樋口 弘和
株式会社トライアンフ
代表取締役

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