決算報告3

これからの話しであるが、


オンサイト人事サービスを中心とした
当社のビジネスモデルは、成熟化しつつある。
今期の売上高営業利益率は、16%と過去最高値


・付加価値へのコミットメントを共有できる
お客様との深く、長いお付き合い


・スタッフの厳選採用と顧客思考を
実現できる労働環境


・理念と行動原理の一致したマネジメント


こうしたことは、
実は事業規模の拡大を一定程度抑制すること
から実現できたシステムだ。


売上を追えば、現場で品質問題が起きて、
管理コストが上昇し、スタッフの疲弊による
パフォーマンス低下や離職を招く。


ということで、私達はもう10年以上、
売上を追わず、社員の成長による品質向上と
収益向上に目的を置いてきた。
だからBPO事業では、コンペと呼ぶ会社が
見当たらないという、マーケティング理論では
あり得ない状況になった。


一方で、役員も増えて、
リーダーも成長している中で、
挑戦する事を考えずにいると、
組織は腐るだろう。
まず、成長志向の高い優秀なスタッフが
辞めていくだろう。


難しい判断だけど、
今一度事業規模の拡大を検討して、
目の前に現れる「課題」に向き合う事が
重要だと思うそんなステージにあるようだ。


この会社は、
現場を仕切る役員やリーダー中心に
スタッフの頑張りで利益を出している。


彼らがその気にならないと、
笛吹けど踊らず、となる。
僕の当面の役割は、このことについての
深い共有なのだろうなあと思う。
プロフィール
樋口 弘和
株式会社トライアンフ
代表取締役

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