会社の教育とは何か? 1

学生が社会に出て最初にやれる仕事は
手足を動かして、チームパフォーマンス向上に
貢献することだろう。
最初の数年の評価の差は、
この作業(DO)を頭と心を使って、
効率よく且つ気持ちよくできるかどうかで、
でるものだ。後は運不運もあるけどね。


僕の経験上このステージが
最初から器用にできる子は、その後伸び悩む。
昔で言う、一般職レベルの能力なので、
作業改善以上の頭脳労働に
太刀打ちできないのだ。これが意外と多い。


日本の労働者の少なくとも8割以上だろう。
暗記中心の減点教育の影響も大きい。


これをある人は、「DOの人」と呼ぶ。
素晴らしいネーミングだ。


20代で、戦略的教育をしなければ、
殆どの人のキャリアが、
この段階で終えると思う。


一方で、当社のスタッフのキャリアをみると、
最大で、この人達に600万円払う企業もいて、
アホな会社だと思うけど、逆に言えば、
今日現在、「Do の人」の最大年収は、
600万円という所だろう。
例外はあるだろうけど、未来はないね。


人口減少の日本で起きている
特殊事情だからね。日本語話せて、
空気読めることが唯一の差別化で、
ガラパゴス以外の何者でもないからね。
プロフィール
樋口 弘和
株式会社トライアンフ
代表取締役

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