人事権

人を育てるとき、本当に注意しないと、
権力に溺れるオジサンを量産して
普通のカイシャになってしまう。


権力病は、本当に厄介で、
ある意味本能でもあり、
人事制度のホンネとも言えるので、
キレイゴトでは防げない。


本来人事権の行使は、
神に祈るような想いで行うことだ、
という真実は、なかなか継承できないものだ。


僕のコンサルティング経験では、
中小企業の社長が、これを学んでいないと、
恐怖政治になって、役員や部長クラスが澱む。
悪いケースでは呆れた役員が
次から次へと辞める。


中小企業のような逃げ場のない組織で
トップダウンをやれば、辞めるか、
ヒラメ君になるしかないからね。


僕の見るところ、
小心で器の小さい社長や幹部ほど、
人事権をちらかせるのが好きだ。
無能でも立場につけばついてくるのが
人事権だから、無能者ほど、
使いたがるのも仕方ない。


現政権リーダーは前リーダー共々、
恐怖政治が好きそうな顔つきで、
故に何を言っても、国民に信用されない。


彼は、人事権の行使が快感だと
公言しているらしいが、
きっと器が小さいのだろう。
プロフィール
樋口 弘和
株式会社トライアンフ
代表取締役

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