ご卒業おめでとう㊗️

先月末で、
象徴的なスタッフが2人辞めることになって、
コロナ禍だけど、職場では、
大勢が見送るイベントがあり、
その後少人数で食事をして、
永きにわたる貢献に感謝した。


1人は、創業間もない頃に、
新聞の折込求人で応募してきた女性で、
「何でもやります。がんばります!」
みたいなカラ元気だけが取り柄の子だったが、
その後給与計算のスキルを磨き、
持ち前の対人能力を発揮して、
事業部一の稼ぎ頭になった。


その後出産して、ママ一号となり、
若い子達から、名誉会長と
呼ばれているらしい。


勤続20年も年齢も一番だったから、
残念ではあるが、僕の中では、
数少ない「卒業生」。


新しい選択をした彼女を応援したい。
そういう時代なのだ。
辞める報告を随分前に聞いたけど、
そんなに理由を聞かないし、
なんだか共感してしまったので、それでよし。




もう1人は、新卒13年勤務だから、
これも長い。いろんなことに挑戦させて
飽きないようにしてきたが、
思い出に残るのはトラブルばかりで、
果たして育成効率はどうなのか?とも思うが、
数字だけではなく、風土文化面での貢献は
大きかった。若いが故に、
上手く行くステージとそうでない時期も
腐らずに仕事をした彼は、
最後は良い顔になってきた。
何か悟るものがあったのではないか。


10~20年勤める会社というものは、
そこで鍛えられたり、友達が出来たりと、
大切な場であり、そこで出来た思い出も、
個人個人にとって大事なものだろう。


一方で、
市場のチカラでドンドン変わっていくのが、
良い会社である。会社の方には、
感傷的な思い出は不要で、
常に未来に向けた戦略しかない。


その責任を持つ経営者は、
因果な商売だと思うけれど、
僕は、ただ彼らの未来が幸せであることを
祈るだけである。
プロフィール
樋口 弘和
株式会社トライアンフ
代表取締役

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