中国共産党100周年

僕の時代は、わかりやすく言えば、
アメリカが全てだった。
それが実体であり、
そういうふうに教育されて、
アメリカの陰の部分は隠されてきたのだろう。


2010年に、中国がGDPで日本を追い越し、
名目ベースで10年で、
日本の3倍という急成長、そして2030年に、
米国を追い抜くと言われている。


こういう時代に中国報道は、相変わらず、
エモーショナルで、楽観主義で、怖いと思う。
ビジネスパーソンも学生も視野がローカルで、
自分のキャリアばかり語る。


7/1に、中国共産党100周年のイベントが
行われて、流石に、この報道は賑やかだ。


僕は、中国共産党指導部の優秀さと
したたかさを強く感じる。
米国および欧州と並ぶ経済圏を築き上げ、
大国としてのポジションを持つだろう。
中国が、消費大国になった時に、
日本は彼らを無視できない。お客様だからね。


リスクもいくつかあるだろうけど、
米国との軍事衝突を
起こしたりしないだろうし、
この民主主義中心の世界にどうやって
中国共産党という権力を
折り合いをつけるのか、
必死に考えているのではないか?


何にしても、日本の施政者とは、
知性のレベルが段違いだなぁ、
と思う次第である。
プロフィール
樋口 弘和
株式会社トライアンフ
代表取締役

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