政治のリーダーたち

菅さんが総理大臣になった時、
その現実的なプラン(仕事)と実行力に、
僕は期待したし、ここにも
そう書いたような気がする。


だが今思えば、彼の実績は携帯料金値下げなど
強い分野の推進力はあったけど、
幾分スケールが小さく、コロナ対策で、
もう見えなくなってしまったきらいもあって、
気の毒である。


でもやっぱり彼は、官房長官の器であり、
トップを夢見たのは間違いだったろう。
人の話は聞いているようだが、
自らの信念や価値観を生むような
勉強をしていないし、言葉に凄みがない。


器の小さい事が人事権の強権に現れて、
非力な役員を見るようで、悲しかった。


政治のリーダー選出のルールが変わらないと、
僕が描く理想のリーダーは生まれない。


だって実業界には、尊敬できる人が
ゴロゴロいるからね。
有能な人は、政治家目指さないよね、きっと。

ダメな人

人との出会いやお付き合いは、
その時々の優先順位や
時間のかけ方で決まりだろう。


友人よりは距離のある
社会人の人間関係において、
気がつくと10年ぶりだけど、以前と
変わらぬ付き合いができることもあるし、
消息不明だったり、
いい噂を耳にしない事もある。


この歳になると、付き合いの幅を自ら狭めて、
孤立していく人たちには、共通点がある。


自我が強く、相手のことを思いやらない、
もしくは、根っこは同じだけど、
嘘や言動不一致、立場で態度を変えるなど、
自己中心が強い人たちである。


意外なことだが、彼らは、
20代は輝いていた一時期がある。
20代は、自己中でも、エネルギーで突っ走り、
成果が出れば、許される時期なのかもしれない。


ここで、自分のダメさ加減に
気付いて変われるかどうか、
だなぁ、きっと。

日本の医療

コロナ禍で、日本の医療の実態に対する議論が
盛んである。僕も、素人なりに、
少し古いデータを調べてみた。


まず、医療費の総額は、
GNP比で10%とOECD諸国の
まあ平均値と言える。


医師数は、人口当たりでは低いが、
国土面積を考慮すると、良いほうだ。


心疾患の様な高度医療を要する羅漢率は、
1/3~1/4で、入院医療が低く、
一方で、生活習慣病などの外来医療費が
極めて高いことから、
医師数は、簡単に比較して評価できない。


一番の大きな違いは、
プライマリーケアと呼ばれる
家庭医(かかりつけ医)の仕組み化だという。


これが総額医療の低減に貢献して、
「薬漬け」「検査漬け」と言われる医療制度の
問題解決にもなるという。


そういえば、10年以上前に担当した
病院経営者も、同じ事を言っていた。


だとすれば、問題解決を拒むには、
既存権益者なのだろうか。


もう少し勉強してみたい。

無理ゲー社会

橘玲さんのこの本が随分売れているらしい。


格差と自分らしさ
を扱った内容だけど、新書にしては、
難しい内容だと思う。


読んでウンザリする内容だけど、
知らないと人生設計を検討できない本。


頭の良い子には薦められるけど、
普通の子は不安や不愉快しか生まれない
だろうから、薦めづらい。

ドリームハラスメント

こういう言葉があるのを、僕は知らなかった。


学生の採用選考で、「君の夢(ビジョン)は?」
「志望理由(動機)を述べよ。」という質問が
一般化されているのは知っていたし、
ダメな面接官の愚問であることも、
20年言い続けてきた。


だがしかし、我が社でも、
部下との評価面接やキャリア面談で、
同じ愚問を繰り返していないか?


上司だって99%はキャリアビジョンなど
なかったし、これからもないはずだ。
だから、半年単位で、
過去をしっかり反省して、
近未来に繋げていけば良いではないか。


夢を無理して持つ必要はない。
そしてその事を恥ずかしがる必要は
もっとない。


生きて行く中で、自然にありたい姿が
浮かんできて、どうしても実現したくなれば、
すれば良い。


何をやるか、を他人に説明する必要はない。
嘘のストーリー作らないといけなくなるからね。


僕の場合「創業の理由は?社会貢献は?
夢は?」という応募者の質問には、
何時も正直に答えている。


「組織人(サラリーマン)としての
能力不足がよくわかったから」


この答えで、場は冷え込むし、
追加の質問が出た試しはない。
だけどいいじゃないか?
それが創業の動機なのだもの。


夢らしきものは、
経営しているうちに、出てきたけどね。
プロフィール
樋口 弘和
株式会社トライアンフ
代表取締役

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