卒業と代謝

民主主義の前提が法治国家であるように、

会社の目的が、「理念の実現」であれば、

これを守り、組織を成長させることができる

人が常に、リーダーであるべきである。





ところが、ニッポンの会社は、

「おじさまたちの人生と生きがい」

になってしまったので、

この機能が働かず、常に、

主のようなおじさん中心の運営となり、

理念も、組織成長もなおざりになりがちだ。





理想の会社にしようと思えば、

残念だけども、ヒトの賞味期限を認めて、

大いに、代謝を奨励すべきだと思う。




言い方としては、卒業でもいいけど、

実際には、代謝 である。





そして、それは、経営者にとっても、

例外ではなく、密かに荷物を降ろす

タイミングを見定めて、

そこに美学を持つような

カッコをつけなければならない。

遊び。無駄な事。

合理的な企業経営書には全く出てこないけど、
成長し続ける組織には、
「無駄な遊び」の部分も必要だと思う。


経営の仕組みを作って、PDCAを回して、
業績や人事管理をするだけでは、
組織に躍動感が生まれず、
段々とお客様よりも、
上司の顔色をみる組織になってしまうものだ。


無駄な採用、無駄な教育、
無駄なマーケティング投資などは、
一見、非合理的に思えるけども、
その失敗からしか得られない勉強代としては
以外に安くつく。


こういう度量がないとダメ。
度量は借入だろうが、自前だろうが、
お金を使い切る勇気である。


「投資」という言葉の深遠な本質的な学びは、
20数年の経営ではまだよくわからないけど、
そういうアホのような判断が
組織の爆発力に必要なことは
間違いないだろう。

経営リーダーの素養

これはそんなに難しいことではない。
まず、お客様の未来を考えられること。


これは、常にお客様に会って、
話を聞いているだけではダメで、
「今」は見れても「未来」ではない
(ここで間違ってしまうんだよね)。


未来は、論理と経験に基づく仮説
及びその検証の世界。
つまり「自分がお客様だったらどうするか」を
考え抜く世界。


だからこそ、過去(歴史)の勉強なんだなあ。
今のお客さんの言い分は、
ニーズとはちょっと違っていて、参考情報。
きちんと報告を受けていれば、大丈夫。


次に、見えてきた未来に向かって、
組織を作ったり、お金を集めたり、
ブランディングしたり、
全体のグランドデザインするチカラ。
これはビジネスモデルを問わずだね。


最後に「人垂らし」であること。
タレント人材の採用と育成は、
人事制度や育成プログラムで
どうにかできるものではない。


リーダーの魅力で、
その仲間のレベルも決まるといえるだろう。
これは社内だけではなくて、
金融機関のようなパートナーも、
お客様も全く同じだと思う。

人事屋にとっての理想の企業経営

これは答えでもないし、
結果論でしかないのだが、オーナー経営者が、
自分がつくった会社を
「自分の子供」だとか「人生そのもの」と
思い込んだらダメだと思う。


そういう気持ちが情熱を生み、
会社を成長させる原動力にはなろうが、
働く人々を幸せにはしないだろう。


会社は、顧客の問題解決を存在意義として、
それが利益の源泉である。
問題を明確にして、解決に向けて、
伴走できなければ、退場するしかない。
これがビジネス。


一方働く人々と会社の関係はどうか?


仕事を通じて学び成長する事を
支援する場であろう。
それを通じて、結果として、
スタッフの幸せを最大化できれば良いが、
社員の幸せは、多様化しており、
そして大事なことは、会社の幸せとは、
どこかで合わなくなるということだ。
これが、組織と人材の賞味期限論。


こう思えば、会社の業績よりも
社員の人生を優先することに抵抗がなくなる。
それぞれの人生を尊重すれば良い。


まあ10年を基準に、
両者の交わりを考えれば良い。
会社は、顧客のために、あるべき姿を
変貌することを妨げてはならない。


それはエゴだからね、
市場にだけ首を垂れるのが、ベスト。

スキマ仕事

土曜日は、WEBを使った
上半期振返りのための社員総会を行った。


この2年好業績が続いているので、
良い意味でのその要因を解説する時間になった。


僕も含めて多くの役員が感じているのは、
「スキマ仕事」を埋める
リーダーシップについてだ。


スキマ仕事は、組織論で言うと、
上司の仕事である。ところが、
上司だけがスキマ仕事をして、
スタッフが貝殻の中で自分の仕事に
閉じこもった組織は、
パフォーマンスが出ない時代になった。


市場やお客様の変化が早いので、
現場スタッフのリーダーシップが、
パフォーマンスを直結する時代になったのだ。


自分の役割を超えて、
上司の仕事を取りに行くモチベーションは何か?


それは、お客様を満足させ、
喜ばせたいという基本欲求だと思う。
だから、強い商品と成長する市場が減った今、
ジコチュウ君の活躍する時代ではないのだろう。


当社は、ここにおいて、
拘りを持った採用をしており、
結果スキマを埋めるリーダーシップが
増えてきて、お客様の支持につながり、
好業績に結びついていると思う。
プロフィール
樋口 弘和
株式会社トライアンフ
代表取締役

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